~相模原出身の唄うたい「川上大典」のサイト~

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last update.2018-07-04

27. mirage

雨に煙る街並 テールライトの海  
信号待ちに甦る 君が見せた笑顔  
夜更けに鳴った電話 ノイズの乗った声  
言葉を探し止まるクセが 胸の奥に残る

曖昧な時間をまた二人は過ごしてゆくの?  
繰り返してきた問いの答えはもう知っていた

走り出した、強く募る気持ち  スピードを上げて君へ駆けてゆけ  
時間も距離も、ただの蜃気楼  この雨と共に全て溶けてゆけ  

忘れられない記憶 何気ない一言  
悪戯に絡まってゆく 幾つものマボロシ  

見え透いた明日をまた二人は築いてゆくの?  
繕ったフリをしても後へはもう戻れない

走り出した、強く募る気持ち  スピードを上げて君へ駆けてゆけ  
時間も距離も、ただの蜃気楼  この雨と共に全て溶けてゆけ
走り出した、強く募る気持ち  スピードを上げて君へ駆けてゆけ  
運命さえも、ただの蜃気楼  この胸を焦がす熱に溶けてゆけ


■コメント■
mirage:蜃気楼、妄想、儚い望み

この曲の方を思いついた時、浮かんで離れなくなった言葉を
そのままタイトルに使ったんですが、そのまま歌詞にしてしまうと
自分の中では方向性が違ったので、別の感じで取り入れました。
でも結構、またディープな感じの歌詞になったと思うけど…(笑)。
蜃気楼のようなぼやけたイメージを感じて貰えたら
上手くいったというところですかね。