10. 許されざる者

口をつく言葉は いつも思いとは違い
誰かの影におびえ 嘘を積み重ねた

変える事も壊す事も できない自分を
ただ許して うつろな瞳で見せる微笑み

偽りの優しさで 固く僕の心は閉ざされて
差しだすその手に触れて つかむ全てに傷つけてきた
終わりのない日々の中 ただ求めたものは
変わらない安らぎに満ちた「永久」の在処

他人の真似ばかりで いつも悦び憶えては
”自分だけのもの”だと 強く言い聞かせた

止める事も戻す事も できない時間を
ただ見つめて 声を殺し涙を流す

手に入れた結末は やがて僕の全てを奪いとり
静かすぎる夜の中 一人、孤独に打ちひしがれる
自分さえも見失い まだ確かなものは
朽ち果てた約束と光る銀の指輪

夢物語が終わり 気づいたのは偽りのない気持ち

もう戻りたくない たとえ互いに心痛めても
伝えたい想いなら言葉に乗せて君へ届けよう
変わりゆく胸の中 今、手にしたものは
過去に捧ぐ この誓いがくれた僕の姿
そしてドアを開ける 光も闇も連れて


■コメント■
今の僕と話したりした人が僕に対して持つイメージは、
嬉しい事に割と良いものが多いみたいなんですが
中学の終わり頃までは、自分で振り返ってみても
最悪な性格の持ち主で(苦笑)。
まあ、その性格がもたらした事で、変わる事ができたんだけど。
その「これじゃ、ダメだ」と思った頃を思いだして、曲にした訳です。
当時の自分は、今は最高の反面教師みたいなものです(笑)。
まあ、ある意味で自己紹介みたいな曲かな。

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